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2016年1月9日土曜日

❖市議選 立候補予定者アンケート報告

2016年1月吉川市議会議員選挙立候補予定者へのアンケート集計結果


 ❒質問(1)~(5) 集計結果

  下のリンクをクリックしてご覧ください。
 ここをクリック→アンケート(1)~(5)
https://drive.google.com/file/d/0B9ebJsrZOJMlXzhJZDZqRkpxN1U/view?usp=sharing


質問(6) 市議に当選してからの抱負をお書きください。    (100字以内でお願いいたします。)

・(1)~(5)の回答(選択形式)のあとにアンケート用紙にコメントを付記された方がありました。
・(1)~(5)の回答(選択形式)にアンケート用紙での回答はなく、文書で回答された方がありました。
それらを各回答者の(6)「抱負」のあとに掲載しました。


※ 候補者氏名の順は、 1.現市議会における所属・会派人数の多い順  2.氏名の五十音順   3.現・新の順によります。

候補者 (敬称略)/(現・新)/[所属]                       抱負

吉川 敏幸 (新)[自由民主党]       

 私が力を入れていきたい政策:
 1. 健康寿命の延伸により、医療費の抑制と将来の生産者である子どもの増加のため子育て支援の充実
 2. 将来的な人口減による歳入減を見越し、病院・企業を誘致し雇用と歳入の確保

遠藤 義法 (現)[日本共産党]  

子どもたちや高齢者、子育て世代が当たり前に生活し、希望のもてる社会をめざします。そのためにも国民をないがしろにする国政から市民生活をしっかり応援する市政を確立、事業を推進させていきます。

小林 昭子 (現)[日本共産党]  

 ・交通対策、特に高齢者、障害者や子供達を含め、外出の便を図ることを市政の重点課題にすること。
 ・各地域の身近な問題(用排水路、生活道路、公園etc)で先送りされている問題を解決することで、市民と市政の間の信頼感を強め、郷土愛を育みたい。
 ・市の財源を市民に分かりやすく提示し、市民の為に予算化を図ることを議会で訴えてゆきたい。
佐藤 清治 (現)[日本共産党]  
 ・国に対し、市民の声を届けられる吉川市議会に。
 ・市の最大の仕事は市民の福祉の向上。議会は市に対し、その実現をさせるために最大限の努力をすること
雪田 きよみ (新)[日本共産党]   
  私は訪問看護20年の経験を生かし、誰もが人間らしく暮らせる社会を目指しています。安保法制、軍事予算、社会保障の切り捨ては全部一体のことだと思っています。市政の中で誰もが安心して暮らせる町づくりを目指し、安保法制の廃止を求め、社会保障の充実を求めていきたいと考えています。   
小野 潔 (現)[公明党]     
(※注)質問(6)「抱負」についての回答はありません。質問(1)~(5)は文書回答のため以下に掲載します。
回答: アンケートの問4の憲法の精神(主権在民、基本的人権、恒久平和主義)を反映させることは大切であると考えています。また問5の憲法9条の役割については大いに評価しているところであります。
問1、問2、問3の安全法制については、吉川市議会平成27年9月定例議会に提出された請願審査の際に公明党吉川市議団の見解として討論をさせて頂きました。その議事録を送らせて頂くことでご回答とさせて頂きます。
(※注)以上の回答とともに、議事録が添付されていましたが、紙面の都合上、“平成27年9月定例会(第3回)市議会議事録、P130 ~ P133、14番 小野潔氏の発言”を参照いただく様お願いします。(ネットで「吉川市 市議会議事録」と入力すると参照可能です)。    

五十嵐 恵千子 (現)[公明党]             同上

互 金次郎 (現)[公明党]             同上



稲葉 まさはる (現) [しみん党]  

 市民・行政・議会が力を合わせたまちづくりを進めて行きたい。
 それぞれの役割の中で、吉川の未来を語り、描き、実現する為、共に前に進む。
 吉川のまちづくりが文化となり、次世代へと受け継がれ続ける街を目指したい。

斉藤 詔治 (現)[しみん党]       

 ひとり一人が喜ぶ笑顔の街づくりにむけ、あらたな市政に取組みます。
      ・吉川市の「まち、ひと、しごと創生総合戦力」の提案
      ・夢ある豊かな地域とあいさつあふれるまちづくり
      ・健康で喜びあえる総合運動公園や、スポーツ施設の充実
      ・高齢者にやさしい交通手段と利便性の向上に努めます。

降旗 聡 (現) [しみん党]       

 「住みよさを実感できるまちづくり」をめざします。そのためには、安全で安心して暮らせるまちに努めます。そのためには平和な社会があってこそです。みなさまと共にがんばります。

伊藤 正勝 (現)[市民改革クラブ]  

 地方議会の選挙。 地域の課題や足元の安定や安心。地域の人々にどう向き合うか。これが第一。足が地に着かず、「議論の土俵」もないテーマを選挙に絡めてクローズアップすることに同調する気持ちはありません。市議会とは何か。防災も防犯も格差も「安全保障」の視点が必要です。継続してウォッチ、ご報告ください。

稲垣 茂行 (現)[市民改革クラブ]  

 「これからも住み続けたい」と実感できる街づくりを皆様と共に進めてまいります。その第一歩として「議会」を変えていきます。党利党略や個人の利益から、市民のために行動する議員、議会となるよう全力で取り組みます。

岩田 京子 (新)[無所属]          

憲法改正やTPPなど、世界では1%の人々の利益追求のための様々な決定が下されています。99%の人々の安心と安定は地方自治にかかっています。
安定した街作りをめざし、命・子ども・未来のために尽力します。

太田 政克 (新)[無所属]        

 「一人は皆のために、皆は一人のために」思いやり、行動すれば自分を含めて全員が幸せになれる・・・これを実現するため、日本初でありながら日本初の情報発信をしていきたいと思います。

小野 義弘 (新) [無所属]         

子育て、高齢者、障害者福祉支援等。
市民本位のやさしい開かれた市政を目指し、邁進いたします。

菊名 克典 (新) [無所属]       

  皆様の声を市政に反映させていただく政治を致します。
特に「治水対策」、「通学路の安全対策の促進」、「地域住民と子どもたちとのコミュニケーションづくり」、「スポーツ振興」を基本な課題として取組んでまいります。

戸田 かおる (新)[無所属]        

 市民と政治の「協働のまちづくり」を理念に、市民に開かれた議会、放課後教育の充実、介護する側へのサポート、乳がん検診等の予防医療充実、道の駅の整備など。議会改革・教育・医療福祉・産業振興に取組みます。

林 美希 (新) [無所属]          

  ただ意見・要望を集めて届けるだけではなく、市全体の利益を考え、自分の言葉で説明するよう努めます。これまで通り市民活動を続けながら市内外で政治について学ぶ機会を今以上に増やしていきます。
*質問2のコメント:
 集団的自衛権の必要性は認めますが、冷静な審議を経たとは思えない安保法制の中に位置づけられるものではないと考えています。

濱田 美弥 (新) [無所属]          

  女性として、母親としての目線で、教育、福祉、介護等の分野で声をあげていきたいです、吉川が誰にとっても住みやすく、素敵な街ですと言えるような場所にしていきたいと思います。            
 *質問5のコメント:
 日本の「九条」の理念に世界が寄ってきてくれたらと思います。
以上 

回答していただいた立候補予定者のみなさん、ご協力ありがとうございました。



 


2016年1月7日木曜日

❖立候補予定者への公開アンケート

 1月24日に吉川市議会議員選挙が行われます。 
よしかわ憲法サロンは2015年12月、吉川市議会議員立候補予定者の皆様に以下のような公開アンケートを行いました。


吉川市議会議員選挙立候補予定者の皆様への公開アンケート
                                                
                                                 よしかわ憲法サロン
                                                 2015年12月 吉日
 現市議会議員並びに立候補予定者の皆様には、ご健勝のこととお喜び申し上げます。
私達「よしかわ憲法サロン」は、来年1月の市議会議員選挙に向けて、吉川市民がこれからもさらに平和で豊かな暮らしを続けていけるよう、以下のようなアンケートを企画いたしました。
  年末のお忙しい時期に大変申し訳ありませんが、どうぞご協力の程よろしくお願いいたします。

以下の質問の該当する箇所に○、または記載をお願いいたします。
1  9月19日に安保法制が国会で採決されました。採決まで十分な審議がつくされたと思いますか。
    ・思う       ・思わない       ・どちらとも言えない

2  集団的自衛権の行使を認めた安保法制に賛成ですか、反対ですか。
    ・賛成       ・反対           ・どちらとも言えない

3  憲法サロン有志が2000名を越える市民の署名を添えて行った請願(安保関連法案の慎重審議と今国会での採決に反対)について、市議会本会議において9対9の賛否同数の後、議長裁決により否決されました。
この結果をどう考えますか。
    ・否決されたことは当然       ・否決されたことは残念       ・知らなかった      ・その他

4  市政に憲法の精神(主権在民、基本的人権、恒久平和主義)を反映させることは大切と思いますか。
    ・思う       ・思わない  

5  戦後、憲法「九条」が果たした役割についてどう思いますか。
    ・大いに評価する     ・あまり評価しない      ・全く評価しない     ・わからない

6  市議に当選してからの抱負をお書きください。(100字以内でお願いいたします。)

    




氏名(                        年齢(           所属(                             
お答え頂いた文章は、ホームページ「よしかわ憲法サロン」(2016年1月立上げ予定)に掲載いたします。


付記:今回のアンケートは、12月20日現在の立候補予定者の皆様に送付しています。
お手数ですが、ご回答は同封の返信用封筒に入れて、1月4日必着でお願いいたします。
皆様からの回答結果は、市民の皆様へできる限り配布する予定です。なお、ホームページ「よしかわ憲法サロン」にも掲載いたします。ご返答いただけない場合も氏名等公表の予定です。
以上、ご協力ありがとうございました。

2016年1月2日土曜日

❖1月映画会のご案内

 映画会「9条を抱きしめて」












「平和な世界を築くのは私たち一人一人の力です。次の世代を生きる子どもたちのために、暴力や力によらない道があることを伝えていきたい。」アレン・ネルソン

アレン・ネルソンさんは、1947年にアメリカ・ニューヨーク州のブルックリンで生まれました。貧困生活から逃れようと、18歳で海兵隊に入隊。沖縄での訓練を経て、1966年19歳でベトナムの最前線に派遣されました。過酷な戦場を生き延びたネルソンさんは戦争の恐ろしさを、そして憲法9条の大切さを、心をこめて私たちに語り続けました。

1月23日(土) 13:30 ~  (上映時間 50分)
市民交流センターおあしす  ミーティングルーム4
参加費 300円  (中高生 無料)
主催 よしかわ憲法サロン


❖11月 学習会報告 日本国憲法は本当に「押し付けられた」のか?

よしかわ憲法サロン  学習会内容報告
日時/場所:  2015/11/21 (土) 13:30 ~ 16:00   中央公民館
内容: 「日本国憲法は本当に押し付けられたのか? -戦後日本の出発と憲法制定」その(1)
講師: 柴山 敏雄さん
講義内容の要旨
 [はじめに]
 ・日本国憲法の生まれ方、育ち方を説明したい。今回は生まれ方について説明します。
 ・明治憲法と現憲法の違い。 主権者: 天皇(明治憲法)、 国民(現憲法)。
 ・自民党作成のマンガ「ほのぼの一家の憲法改正って、なあに?」の主張。
  70年も前に作られ、現代に合わない。外国人により8日間で作成。緊急事態にも対応できない。
 ・押し付け憲法論の様々・・・・「日本の歴史、伝統、文化文明が反映されず、日本人の魂も気迫も  入っていない」、「占領軍国(アメリカ)が憲法を変更するのは国際法違反」。

 ハーグ陸戦法規(1899年) 第43条 抜粋: 国の権力が事実上占領者の手に移った上は、占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重して、・・
 ・自民党の考え(押し付け憲法の論拠の一つ): 現憲法は、連合国軍の占領下、司令部の草案の範囲で制定された。日本国民の自由な意見が反映されていない。
 ・・・・・ 本当にそうだったのでしょうか?

[戦後史、戦後改革の理解のため]
 1)第2次大戦の特徴と性格
  ・局地戦争から世界戦争へ

 大西洋憲章(1941年8月 ルーズベルト、チャーチル) 抜粋: 領土及びその他のいかなる拡大、
 変更を求めない。主権及び自治を強奪された者にそれらが回復されることを希望する。
 ナチス独裁体制の最終崩壊後、全ての国・人々に平和が確定されることを希望する。
 陸海空の軍備が自国の国境外に侵略の脅威を与え(又は与えそうな)国々の武器解除は不可欠。軍備の負担を軽減するすべての実行可能な措置を支援し、促進する。

・ファシズムと反ファシズムの戦争   ・大国、帝国の論理   ・民族解放の戦争

 2)第2次大戦が戦後社会へ提起した問題
・ファシズム、軍国主義を許さない民主主義社会の構築
・平和のための国際機構(国連憲章と国際連合の発足)

[なぜ明治憲法は改正されなければならなかったのか]
 1) ポツダム宣言と占領軍は日本に何を求めたのか

ポツダム宣言(1945年7月26日) 抜粋:
 ・日本国民を欺いて世界征服に乗り出す過ちを犯させた勢力を永久に除去する。
 ・日本政府は日本国国民における民主主義的傾向の復活を強化し、これを妨げるあらゆる 障碍は排除され、言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立されるべきである。
 ・日本国国民が自由に表明した意思による平和的傾向の責任ある政府の樹立を求める。

 2) 国際条約と占領下の憲法制定
    ハーグ陸戦法規とポツダム宣言→占領下での憲法改正(明治憲法→日本国憲法)は許されないのか。
   
 3) 日本政府はポツダム宣言をどう受け止めたか
     東久邇宮内閣(1945年 8月~10月): 治安維持法温存
     山崎 巌内務大臣 : 反皇室的宣伝を行う共産主義者は逮捕する
     岩田宙造司法大臣: 治安維持法による取り締まり強化
   
 GHQ指示
   ①人権指令 (1945/10/4): 弾圧法規の廃止、政治思想犯の釈放、内務省/警察の高官・特高の罷免。
   ②五大改革指令(1945/10/11): 婦人参政権付与、労働組合結成の奨励、教育の自由主義化 等

 幣原内閣(1945/10/9 ~): 1920年代の日本的デモクラシーに戻ることで、明治憲法を改正しなく とも良いと考えた。

次回に続く

❖9月市議会で請願不採択

安保法案に関する請願署名、市内で2,202名に達するも吉川市議会で請願不採択!!
 2015年8月24日、吉川憲法サロン(有志)では「安全保障関連法案(以下安保法案)に関する請願」(慎重な審議を求めるとともに今国会での採決は行わないことを求める意見書を、吉川市議会から国会に提出することの請願)を2,202名の賛同署名を添えて、吉川市議会に提出しました。
7月末に請願署名を開始してから1カ月の間に、2,202名もの署名が集まりました。市民の皆さんの安保法案を危惧する気持ちの強さの表れであると思います。
9月2日の市議会で、紹介議員(稲垣茂行議員、稲葉剛治議員、小林昭子議員)により、請願の提案が行われ、9月17日の市議会で、賛成・反対の立場での討論の後、採決が行われました。賛成9人、反対9人の同数となり、松崎議長裁決により、請願は不採択となりました。
 今回の請願を提出するにあたり、多くの市議会議員の方たちと面談し請願の趣旨や2000名以上の署名にこめられた市民の気持ちをお話しました。安保法案を慎重に審議してほしい、そのために今国会で早急に決めるのをやめてほしい、という市民の願いは、安保法案の賛否についての立場を超えて、多くの市議会議員の理解を得られるものと信じていましたが、市議会で不採択となったことは大変残念です。
 請願は不採択となりましたが、今回の請願を通じて、市民が生活の場から声をあげることの大切さを実感することができました。署名にご協力いただいた市民のみなさん、ありがとうございます。これからも、私たち市民の声を政治の場に届けて行きましょう。



安保法案に関する請願審議結果
○:請願に賛成,×:反対   
自民・みらい

小林昭子 議員
中嶋通治 議員
×
公明

加藤克明 議員
×
小野 潔 議員
×
野口 博 議員
×
互 金次郎 議員
×
中村喜一 議員
×
五十嵐惠千子議員
×
安田真也 議員
×
市民改革クラブ

山崎勝他 議員
×
稲垣茂行 議員
松崎 誠 議員
×
伊藤正勝 議員
共産

しみん党

佐藤清治 議員
降旗 聡 議員
高野 昇 議員
斎藤詔治 議員
遠藤義法 議員
稲葉剛治 議員
(議員の並び順は市ホームページ「会派構成名簿」による)